えほんごラボについて

「えほんごラボ」って何でしょう!?

――えほんご――

えほんごとは、日本語にアラズ。

その本質は世界語にアリ。

絵本、すなわち画文一如の賜物。

えほんごはその編集設計言語ナリ。

 

「えほんごラボ」によって生み出される「えほんご」とは――

1.すべての人が枠組みを超えて共有する、文字と図像で構成された表現。文字と図像等のせめぎ合いの中で構成されたグラフィック表現が結実したすべてのものを、『えほんご』と捉える。
「えほんご」は従って、生命の発現から死に至るまでの、多様な線引きを越えて、あらゆる「ヒト」が共有するものとなる。

2.人と人、人と時間、人と空間をつなぐ「結び目」となるもの。「えほんご」は結節点となって様々なものを結びつける。
人と人――幼子と母親を、何年も会っていない旧友同士を、作家とその読者を。
人と時間――大人と幼い頃の時間を、現在の我々と過去を、そして遥かなる未来を。
人と空間――今いる場所と物語の世界を。
「えほんごラボ」には、「えほんご」の持つ結び目を求めてあらゆる「ヒト」が集う。その中から新たな生き方の形(ライフ・スタイル)が生成する祝祭空間となる。

3.「えほんご」は、人が五感を研ぎ澄まし、感受性を高めるための「触媒」として働くものである。
「えほんごラボ」の空間を彩る感情は「わくわく」、「どきどき」、そして「生き生きとした歓び」。
「えほんご」によって呼び覚まされた、普段忘れてしまいがちなこの感情こそが、「ヒト」の本来持っている感覚を研ぎすまし、想像力の源泉となる。